Web サイトの用意と Umbraco のダウンロード

Web サイトの用意

Umbraco インストールする Web サイトを用意します。Umbraco 4.7.0 は、.NET Framework 4.0 にのみ対応しているので、まだ .NET Framework 4.0 をインストールしていない場合には、Microsoft のダウンロードセンターから Microsoft .NET Framework 4 (Web インストーラー) をダウンロードしてインストールします。もし、レンタルサーバーや企業のサーバーを使っていて .NET Framework 4.0 がインストールできない場合には、Umbraco 4.5.2 をインストールするようにします。
Web サイトを用意する場合の選択肢は、以下の三通りが考えられます。

(1) デフォルトの Web サイトのルートディレクトリ
デフォルトのインストールではC:\Inetpub\wwwroot で、IIS をインストールしてあれば、ディレクトリも作成済みで Web サイトも開始しています。

(2) 新規の Web サイトのルートディレクトリ
IIS 7.x では、1台のマシンでいくらでも Web サイトを構築することができますが、名前解決等の問題があるので、Web サイトの追加 を参考にしてください。

(3) Web サイトにアプリケーションとして追加
デフォルト又は既存のWeb サイトにアプリケーションとして追加をする方法です。当然のことですが新規サイト作成後そこに追加ということも可能です。設定の具体的な手順については、アプリケーション(仮想ディレクトリ)の追加 を参考にしてください。なお、Starter kit をルートディレクトリ以外にインストールした場合には、CSS や画像へのリンクがうまくいかず修正する必要があるので注意してください。

Umbraco のダウンロード

Umbraco のバイナリーは、CodePlex の Umbraco のダウンロードのページから取得できるので、以下の手順で解凍後 Web サイトのインストールしたいディレクトリにコピー又はアップロードします。

1.Umbraco をバイナリーファイルを以下の CodePlex のページから Umbraco 4.7.0 binaries をダウンロードして、適当な場所に保存します。
http://www.codeplex.com/umbraco/Release/ProjectReleases.aspx

2.ダウンロードが完了したら、そのファイルを適当な場所に解凍しますが、その際に注意が必要です。解凍にはエクスプローラ以外の解凍ツールを使用するか、エクスプローラを使用する場合には、下の図のようにプロパティで「ブロックの解除」ボタンをクリックしてから「展開」する必要があります。そうしないと、一部のファイルの解凍がブロックされて、インストール後に管理画面のツリーが空白になるというエラーが発生する。
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3.解凍すると、以下の図のように build フォルダー以下にUmbracoのバイナリファイルが保存されている。build フォルダー内のすべてのファイルを Umbraco をインストールしたいディレクトリにコピーする。
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ファイルのアクセス許可の設定について

Umbraco を Web Platform Installer(Web PI)を使用してインストールした場合は、Web PI の方でアクセス許可の設定をするので、以下のことは気にしなくてもかまいません。

Umbraco をインストールしたサイトにブラウザでアクセスした場合、デフォルトの設定でも Umbraco のインストーラは多くの場合起動します。しかし、Web.config ファイルに設定を書き込み行う時にエラーが発生する場合が多いです。その理由を説明するため、Web アプリケーションのファイルのアクセス許可について簡単に説明すると、IISは,不特定多数のユーザーからのアクセスのためのユーザー・アカウントとして匿名ユーザーアカウントを使用します。また、アプリケーションが使用するアプリケーションプールは、独自のワーカープロセスアカウントを使用します。そのためアプリケーションを動作させる場合、匿名ユーザーアカウントとワーカープロセスアカウントに Umbraco が使用するフォルダやファイルにアクセス許可を設定する必要があります。Windows 7 / Vista (sp2以降) では、それらのアカウントの既定のID とそれが含まれるグループについては、以下の表のようになっています。

アカウント 既定のID 含まれるグループ
匿名ユーザー アカウント IUSR Users、Authenticated Users、Everyone
ワーカープロセス アカウント IIS AppPool\(アプリケーションプール名) IIS_IUSRS、Users、Authenticated Users、Everyone

既定のID 又は含まれるグループのどれかにアクセス許可があればアクセスできるので、通常は Users や Authenticated Users に「読み取りと実行」の許可が設定されているケースが多いので、設定をしなくても Umbraco のインストーラは起動する場合が多いのです。一方で、これらに「変更」の許可が設定されているケースは少ないので書き込みができないケースが生じることになります。 アクセス許可の詳細については、IIS 7 のアクセス許可にメモをしています。

そこで、Umbraco のルートディレクトリに対し、IUSR に「読み取りと実行」の許可を、IIS_IUSRS に「変更」の許可を設定します。個人しか使わないパソコンやサーバーであれば、Users か Authenticated Users のどちらかに「変更」の許可を設定しても差し支えはないと思います。Umbraco をインストールしたフォルダにアクセス許可の厳密な設定をしたい場合は、このページの最後の部分にメモしたので参考にしてください。

1.Umbraco をインストールするディレクトリを表示します。インストールするディレクトリを選択後右クリックして「プロパティ」を選択する。
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2.下の図のように「プロパティ」ダイアログが表示されるので、「セキュリティ」タブを選択して、編集をクリックする。
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3.下の図のようにアクセス許可のダイアログが表示されるので「追加」ボタンをクリックする。
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4.「選択するオブジェクト名を入力してください」の欄に IUSR;IIS_IUSRS と入力します.
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5.「名前の確認」ボタンをクリックします。以下のように名前にアンダーラインが表示されれば、アカウントが確認されたことになる。確認されれば「OK」ボタンをクリックする。
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6.「グループ名またはユーザー名」で「IIS_IUSRS」を選択して、アクセス許可で、「変更」の許可のチェックボックスをオンにする。
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7.OKボタンをクリックし、プロパティ画面でもOKボタンをクリックして変更を反映させます。

注意:Windows では、FTP を使ってアクセス許可の変更をすることができません。

※ Umbraco で「変更」の許可が必要なフォルダ

Umbraco で「変更」の許可が必要なフォルダは以下のとおりで、アクセス許可を厳密に設定する場合には、そのフォルダーにだけ IIS_IUSRS に「変更」の許可を設定するようにします。また、インストール時には、Web.config ファイルに対しても、IIS_IUSRS に「書き込み」の許可が必要になります。なお、app_Code、bin、umbraco のフォルダーについては、パッケージをインストールする場合に「変更」の許可が必要になるので、その時だけ「変更」の許可をしても問題はありません。

app_Code
app_Data
bin
config
css
data
macroScripts
masterpages
media
scripts
umbraco

usercontrols
xslt